バナジウム

赤ん坊はミネラルウォーターを飲んではいけない?

水は無色透明で、特別な味やにおいがあるわけでもありませんから、水には何の栄養も含まれていない、と考えている方は少なくないと思います。
しかし、水には人体にとってとても有益な栄養、ミネラルと呼ばれるものが多く含まれているのです。
けれど、各家庭にある水道水にはミネラルはあまり含まれていません。

ですから、市販されているミネラルウォーターが注目されているのです。
ミネラルには体調を整えてくれる効果などがあり、ミネラルウォーターを毎日飲むことでより健康的な生活を送ることが可能となるのですが、しかし、ミネラルウォーターを飲む際には注意も必要です。
実はこのミネラルというものは、体調の悪いときに飲むと腹痛を促すような働きをしてしまうのです。

ですから、風などを引いていてあまりお腹の調子が良くないときはミネラルウォーターを飲むことは控えるようにしたほうがいいといえます。
それ以外にも、赤ん坊にミルクを作って上げる際にも注意が必要です。
赤ん坊はまだお腹がそんなに強くないため、成人者と比べても非常にお腹を壊しやすいのです。

ですから、ミネラルを大量に含んでいるミネラルウォーターを赤ん坊に飲ませてしまうと、お腹を壊してしまったり、下痢などの症状を引き起こしてしまう可能性があります。
水はミネラル分の度合いにより、軟水と硬水の二種類に分けられているのですが、赤ん坊に飲ませる場合は軟水のほうを選んで飲ませて上げるのがいいと思われます。
軟水は比較的ミネラル分が少ない種類の水なので、赤ん坊でもお腹を壊すことなく安心して飲むことができるのです。

逆に硬水はミネラル分を多く含んでいる水ですので、赤ん坊には飲ませないようにしたほうがいいでしょう。
ですが、ミネラルが多いということはそれだけ栄養豊富であるということなので、赤ん坊以外の成人した方などは、硬水のほうを飲むことにより体をより健康にすることが可能になるともいえます。
ですので、水を飲むときはその使い分けにも気を配りましょう。

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